TOFF Solution

ショーリ・ストラテジー&コンサルティング株式会社のTransformation Of Finance Funcation(TOFF)は、会計、会計業務(経理・財務)全般を対象として、コンサルティングサービスを提供します。

【TOFFの主たるコンサルティングの領域】
<財務会計・内部統制・会計業務>
・新リース会計基準対応
・IFRS(国際会計基準)導入支援
・決算早期化
・業務改善、業務変革。BPR(Business Process Re-engineering)
・内部統制、リスクマネジメントの強化
・開示業務の効率化
・会計ルーティン業務のゼロ化
<管理会計・経営管理>
・ROIC(投下資本利益率)経営
・企業価値創造経営の実現
・中期経営計画策定の見直し
・予算管理プロセスの見直し
・戦略的原価計算、戦略的原価管理の実現
・多角的業績管理、統合的業績評価の導入
・バランスト・スコアカード(BSC)の導入
・ABM(Activity-Based Management)導入
・グループ経営管理の高度化
・戦略的投資意思決定、経済性評価の導入
・「会計知」の昇華
・収益管理会計、マーケティング管理会計の導入
・研究開発費管理の強化
・事業ポートフォリオ戦略支援
・損益分岐点分析、改善
<会計情報システム>
・ERPパッケージソフトウエアの導入
・連結決算パッケージソフトウェア導入
・経理DX(Digital transformation)の推進
・CPM(Corporate Performance Management)
・BI(Business Intelligence)の導入
・AI(Artificial Intelligence)の活用
・RPA(Robotic Process Automation)導入支援
・データ連携・統合支援・データマネジメント
<その他>
・組織再編
・シェアードサービス導入
・FP&A(Financial Planning & Analysis)への変革
・PMI(Post Merger Integration)
・IPO(新規上場)支援
・CMS(Cash Management System)の導入会計
・経理人材育成・組織開発

【TOFFの特徴的なソリューション】
 TOFFが提供する特徴的(差別化した)ソリューションは、「ゼロ化」と「会計知」です。



会計日常業務の「ゼロ化」ソリューション
 ショーリ・ストラテジー&コンサルティング株式会社では、経理・会計の日常業務を否定し、無くす取り組みのことを、経理・会計日常業務の「ゼロ化」と呼んでいます。経理DXにおいては、経理・会計業務の改善、効率化といった低い水準ではなく、「ゼロ化」という高い水準の目標を設定し、変革に取り組むべきですが、「ゼロ化」を目指そうとしても、阻害要因が多く、現実的ではありませんでした。



 しかし、ICT、AIの進歩に伴い、「ゼロ化」が単なる概念はなくなって来ています。AI-OCR(AIを使った光学読み取り)を用いて、スマートフォンで領収書を写真撮影すれば、仕訳を起こすことができる技術は既に確立しています。また、ETL(Extract/Transform/Load)ツールにより、周辺業務システムから取引別の明細仕訳データを受け取ることもできます。経理業務属人化の元凶となり、IT統制上でも課題となる表計算ソフトウェア(MS-Excel)の全廃が可能なツール、AIを用いて、経営データの分析をおこなうツールもすでに販売されているのです。加えて、代表的なERPパッケージソフトウェアである「SAP S/4 HANA」では、インメモリーを用いて、経営データの高速検索が可能となっています。さらには、統計分析ツールも高度化し、業績に影響を与えるドライバー(作用因)を特定化し、ドライバーを変数として業績予想に活用することもできます。RPA(Robotic Process Automation)、ノーコードツールもあります。業務単位でのICTツールは揃って来ているのです。しかし、業務は、フロー(流れ)として、業務プロセスで成り立っており、「ゼロ化」には、それらのICTツールを統合化し、連携させることが不可欠です。業務、データの分断が起きると、ゼロ化は実現できません。ショーリ・ストラテジー&コンサルティングは、ICTツールを統合化し、AIも活用して、会計日常務業務の「ゼロ化」の実現支援を行います。
 「ゼロ化」の出発点となるのは、経理部門のビジョンの策定です。そして、その経理部門のビジョンに基づき、会計日常業務の「ゼロ化」に着手します。経理部は、非定型業務が多いので、「『ゼロ化』なんて絶対にできない」という意見も出て来るでしょう。そう思った段階で、もうできません。「ゼロ化」を前提条件にして、「逆算思考」で、手段を考えていきます。
 その手段として、必要となって来るのが、ICTやAIです。ICT、AIの発展は著しく、特に昨今では、AIを併用することで、例外処理や非定型処理にも柔軟な対応が可能となっているのです。ショーリ・ストラテジー&コンサルティングでは、会計のルー「ゼロ化」を目指した経理DXを支援、実行して行きます。

「会計知」への昇華ソリューション
 「会計知」とは、過去の会計データ、会計情報、そして外部情報に基づいて、統計やAIを活用して、将来の経営成績、財政状態に対する影響を予測し、適切な意思決定を導く知識体系のことを指します。会計知は、2種類に大別化され、先行指標、ドライバーにも基づき、精度の高い経営成績、財政状態を予測できる知識、経営に与える影響の高いリスクの認識を認識し、そのリスクを排除することができる知識の2つに分けられます。TOFFは、会計データ、会計情報を統合化して、「会計知」に昇華させて行きます。



 財務会計においては統合報告、管理会計においてはバランスト・スコアカードの登場により、会計が貨幣的価値を用いたデータ、情報のみを扱うという認識は、既に崩れています。将来の貨幣的価値に影響を与えるドライバーとなるものであるならば、非貨幣的なデータであっても、既に会計のデータ、情報として扱われています。単に将来予想の精度が向上するだけでなく、多数のシナリオに基づいて経営成績、財政状態に与える影響額を試算することが可能となるため、事業のリスクを認識することも容易となります。
 また、過去の意思決定の結果と経営成績、財政状態の関係を、AIに学習させることにより、勘と経験に基づき行われて来た業績予測からの脱却も可能です。過去の会計データ、会計情報、外部情報に基づいて、将来予測情報を創出し、経営目標と将来予測情報を対比して、実行中、あるいは実行前に課題を抽出し、事前に課題に対する対策を講じて行きます。ほとんどの日本企業が採用している予算管理は、計画と実績値を比較して、問題点を抽出して、再発を防ぐフィードバックのコントロールシステムですが、これをフィードフォワードのコントロールシステムに変えて行くのです。
 また、「見える化」はなく、「見せる化」も必要です。人には、確証バイアス(仮説を検証する際に、その仮説を支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと)、不作為バイアス(結果はマイナスになるのだから、何もしない方が良いと考えること)、正常性バイアス(人は、日常ではめったに起きない出来事、事故、災害に直面すると、これくらいならば大丈夫だと思い込み、いつもの行動を続けようとすること)等のバイアスがあり、「見える化」しても、そのデータ、情報を見るとは限りません。「会計知」においては、「見せる化」も取り入れて行きます。
 「見せる化」によるフィードフォワードコントロールシステムにより、早く対策を講じることができるようになりますので、成果として、経営成績の向上、財政状況の良化が期待できるのです。 
 TOFFでは、真の「データマネジメント」を「会計知」として実現します。

【連絡先】
ショーリ・ストラテジー&コンサルティング株式会社
Transformation Of Finance Function
katsunori.kawano@shohri.com (ぜひ直接メールください)
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